愚痴を言うならこれだけは守って欲しい3つのこと
誰だってたまには愚痴りたくなるものですが、愚痴は聞く人にとっては特に面白くもなく、相手の話し方や言葉使いによっては苦痛以外のなにものでもありません。
そこで、幾多の愚痴を聞いてきた私が、上手に愚痴を聞いてもらう方法を伝授します。といっても、特別な方法じゃありません。下記の事柄を守って愚痴ればいいのです。
1、否定的な言葉は使い過ぎるな
「辛い」「しんどい」「辞めたい」「死にたい」等、否定的なワードばかり言われると、聞き手は非常に辛いです。
うん、うん、と聞いているだけでいいとはいえ、空返事だって結構体力がいるのです。冒頭から「はぁ〜」と溜息を吐くのも控えて。今から重い話が始まるのか、と開始直後から聞く気が失せます。
愚痴るときの精神状態でそんな余裕はないかもしれませんが、否定ワードを発してもお互いにメリットはありません。連発するのは控えましょう。
2、自分ひとりだけで話すな
一人だけで弾丸のように愚痴って電話を切る等の行為はやめましょう。愚痴とはいえ、一応会話なのですから、少なくてもいいのでキャッチボールを心かげてください。
相手に答えなんて求めてないとはいえ、わざと質問風に「これどう思う?」「私はこうしようと思ったんだけど」的な誘導をしてやると、聞き手も「愚痴られている」という感覚が薄くなります。
3、聞いてもらってることに感謝の気持ちを伝える
相手にだって自分の時間があります。あなたの愚痴を聞くために深夜に2時間を開けているわけではありません。
「あなたなら聞いてくれるよね」と頼ってこられると悪い気持ちはしないですが、家族だろうが恋人だろうが、一定の配慮は忘れないようにしましょう。
そして、これは「2」とも関連しますが、愚痴を聞いてもらった後は、相手の話題にも触れてみてください。自分だけ発散しておいて、「ありがと。じゃね。」で電話を切られた日にゃあ、人間性を疑いたくなります。
最後に
言いたかったのは、愚痴もキャッチボールであるということです。
女は聞いてもらうだけでいいんだから、キャッチボールなんて求めてない
とか言いますが、女性だって、一方的に愚痴の弾丸をされたら嫌だと聞いています。相手を(それほど)疲れさせず、自分は上手に発散できる、そんな愚痴を実践してみましょう。